| ユーザーページ | 香川県琴平町 株式会社地方創生 |
| スマウト導入 | 2023年〜 |
| ご担当者さま | 岩田 愛菜さん、松田 穂花さん |
「こんぴらさん」で知られる香川県琴平町の参道沿いに続く商店街では、空き店舗の増加や担い手不足が課題となり、シャッター商店街化が深刻な課題となっています。
株式会社地方創生は、この課題を解決するため、同商店街での空き店舗を活用して生まれた「DONZO Brewing(呑象ブリューイング)」のスタッフ募集と、地域と外部をつなぐ「地域コーディネーター」の採用を同時にスマウトで実施。
結果として、応募者の熱量は期待を大きく超え、多くの人が琴平町を訪れ、空き店舗の活用だけでなく地域全体の挑戦に参加する流れが生まれました。
従来は一般的な求人媒体を活用していましたが、「応募は来るが定着しない」「求める人物像と合わない」という課題が続いていました。
地域コーディネーターや店舗運営を任せる人材は、“単なるアルバイト”ではなく、地域と丁寧につながり、場づくりを担う存在が求められます。しかし、そのような価値観に共感でる人材とは出会いづらかったのだとか。
そこで、地域への関心が高く、価値観から共感してくれる層が集まるスマウトに注目。
「仕事内容よりも、まずは取り組みの背景や物語に共感してほしい」という思いで導入を決めたといいます。
琴平町の商店街は、空き店舗でさえ“可能性の素材”。建物ごとのストーリーが挑戦者を惹きつける力になっています。観光地としての知名度があるため、人の流れも豊かで、事業を始める環境としての魅力が十分にあるまちです。
一方で、担い手不足や空き店舗の増加、地域と外部の人が出会う機会の少なさは課題でした。まちに関わるきっかけづくりが重要なテーマとなっていました。
募集記事では、「なぜ、どんな想いで店舗運営を行っているのか」「商店街で挑戦する意味は何か」を丁寧に発信。応募後はプロフィールを読み込み、個別メッセージでのスカウトや柔軟な面談設定を行い、“人柄と価値観”を見ながらコミュニケーションを深めています。
「特に、プロフィール文に『どんなことがしたいのか』『何をしている時が好きか』『得意なこと』など丁寧に記入されており、会社の価値観とマッチしそうなユーザーには積極的にメッセージを送っていました」といいます。
さらに、取り組みの中でも特徴的なのが「応募者全員を現地へ招く」という姿勢。
オンライン面談を経て、まち歩き、店舗見学、社員との対話などを用意し、地域との相性を体感してもらうプロセスを重視しています。
実際に現地を訪れて、一緒に働く仲間とも事前に交流して関係値を先に構築しておくことで、お互いのミスマッチを防ぎ、安心して地域に来てもらえる設計にしました。
この体験設計が、DONZO Brewingのような店舗運営の募集にも、地域コーディネーター採用にも効果を発揮。参加者が“まちのファン”になっていく循環を生み出していました。
スマウトを通じて出会った応募者は、驚くほど「地域づくり」や「場づくり」への関心が高い人ばかりでした。
記事を読んだ段階から、「まずは現地を見たい」「商店街の雰囲気を感じたい」という声が多く寄せられ、面談者全員が琴平町を訪れるという高い歩留まりにつながりました。
訪問後は、DONZO Brewingの店舗運営への関わりや、商店街での事業づくり、人との交流に魅力を感じ、実際にまちとの関係を深める人が続出。地域コーディネーターの募集では、カルチャーマッチした候補者が生まれ、挑戦をともに進める仲間として活動を広げています。
スマウトを活用した採用が単なる“採用活動”に留まらず、地域に新しい挑戦者を呼び込み、新しい風を起こした事例といえます。
岩田さん・松田さんは、「スマウトの応募者はとにかく熱量が高い。ビジョンに共感して来てくれる」と話してくれました。
特に、は、他媒体にはない魅力として評価されています。
今後は地域内の企業や団体とも連携し、空き店舗活用や関係人口の創出にスマウトのノウハウを拡げたいとのこと。若者と地域が出会う仕組みづくりにも、スマウトを継続的に活用していく予定です。
「まずは出会うことが大事です。“仕事ありき”ではなく、地域の思いやビジョンを共有する場としてスマウトを活用してほしいです。ここで出会える人は、本当に地域への関心が高く、関わり方の幅も広い。採用プロセスそのものが地域のファンづくりにつながります」。
株式会社地方創生が実践したのは、“地域の物語に共感する仲間づくり”としてのスマウト活用。
地域の挑戦に関わるプレイヤーを増やしたい自治体・企業にとって、大きな学びとなる事例です。