海外移住かローカル移住か。その選択はよりフラットになっていく? 〜SMOUT、海外移住はじめました

2019年のリリース第1弾は「SMOUTで世界へ行こう!〜海外移住もSMOUTで!」。
海外の移住で人気の地域がSMOUTに登場しました。

https://smout.jp/features/8/plans

いま、海外移住で注目の地域は……?

IT先進国と言われ注目を集めるエストニア(からタリン)、そして移住の人気を集めるポートランド(アメリカ)、元気なスタートアップが集うベルリン(ドイツ)、そして観光地としてだけではなくその温暖な気候から移住地としても注目されるバリ(インドネシア)。

IT界隈を中心に話題を集めるこの4都市からスタートします。今年は「海外移住もSMOUTで!」と、ローカル(国内地域)移住に加え、海外移住を展開していくことに決めました。

ローカル移住と海外移住は別モノなのか?

じつは、SMOUTを開発する私たちはリリースする前のプランニング段階から、「移住といえば、海外を選ぶ人もいる。海外は加えるべきか?」という議論をしてきました。Twitterなどを見ていても、ローカル移住と海外移住に関する発信は半々ぐらい。海外に関する情報は国内に比べると、信憑性といいますか、何が正解かもっとわからないという状況です。めぼしいサービスもない。海外移住をする人は、個々人の縁や活動でなんとか情報を入手し行動しているのだろうということが予想できました。

一方、周りを見渡したとき、昨年はよく知る家族が3組、海外駐在ではなく、自力でビザを取得して海外へ移住していきました。家族写真を撮ってくれていたカメラマンの女性、尊敬するエンジニア家族、そして元同僚の家族です。そして、わたし自身も、家族とのライフプラン設計の中で、6年前から海外への移住を考え始め、いまもなお模索している状況だったりします。

ローカルを移住地に選ぶ思考と、海外を移住地に選ぶ思考は、別モノか?同じか?

つまり「好きな場所に。好きな時に。暮らしを移そう。」としたときに海外とローカルは同じ検討土俵にあがるのか?

が、解に迷った2018年、SMOUTはローカル移住のみでローンチしました。

ちなみに、わたし個人はというと、「チャレンジしていない暮らしに挑戦したい。一度の人生、異なるカルチャー、人種のなかで暮らすのもいい。」という選択なので、いったん海外を候補にしましたが、次はローカルを選ぶ可能性も十分にあり、そこの選択の仕方はきわめてフラットだったりします。ベルリンいいなぁと思った後に、海士町もいいなぁと思ったり(笑)。

そんなとき、こんなブログを読みました。

私たち〇〇に失敗して…親子でドイツに移住しました!

ざっと流れを要約すると、【保育園に落ちた。】→【妻「じゃあ、ローカルに移住してリモートワークしよう」】→【夫「なら、ドイツがいい」】→【1歳児連れて、ドイツに移住した】 ということです。

もちろん職種にもよりますし、まだまだ特殊な事例かもしれませんが、「あー、こういう感覚なのか」って。東京じゃなくていい。場所を選んでいいよ。となったとき、ローカルも海外も、フラットに考えられる人は確実にいる。そして、これからはその思考が加速するのかもしれない、と。20代、大学生にこの話をしたところ、わかる、という反応が返ってきたりもしました。

2018年6月から今日までの7ヶ月だけでも、コミュニケーション環境、リモートワークへの理解、など世界との距離は徐々に縮まっているように思います。

そんなわけで、だったら「暮らしを移す」移住に海外も加えようと決め、SMOUTは海外移住もはじめることになりました。

※ちなみにこの漫画ブログの彼女には声をかけて、SMOUTのリモートメンバーとしてデザインで参加してもらっています(笑)。カヤックLivingは住む場所に美学のあるメンバーはリモートで採用しています。

地域とは相対的なもの。日本も地域なのだ。

「地域とは相対的なもの」

1年ほど前に講演で聞いた山口揚平さんの言葉です。SMOUTをつくっている時から、わたしはこの言葉が忘れられなくて。「地方への移住」ではなく、「地域への移住」という言葉を使ったのも、この山口さんの言葉を聞いたから、といっても過言ではありません。

東京も地域。福岡も地域。西粟倉村も、海士町も地域です。見る場所を変えれば、地域が指すものは変わるという話で、世界という単位で見ると、日本も地域なんです、と。

もうひとつ。Finders 編集長の米田智彦さんが書いた『いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図』という書籍では、さまざまな地域への移住事例が紹介され、ここでは2020年以降、自分で住みたい場所を決める時代がやってくると書かれています。

ローカルに住むか、はたまた海外の都市部に住むか、海外のローカルに住むか。

どの地域に住むのかは、それは日本も海外も含めて、もっと自由に選ぶ時代が確実に近づいていると私も思います。それぞれの暮らしのオーナーは自分自身。仕事もそうだけど、場所も考えて選んでみては?という私たちからの提案でもあります。

SMOUTを使って、好きな場所に 好きな時に、どうぞ暮らしを移してみてください。

旅するように暮らしたい人も、多拠点で暮らしてみたい人も、地域で副業的に働いて見たい人も。

ローカル、海外。どちらもOK。暮らしを移すきっかけとなりますように!

文 カヤックLiving代表 松原佳代

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ABOUTこの記事をかいた人

松原佳代

1979年生まれ。2005年に面白法人カヤックに入社。広報および企業ブランディングを担当する傍ら、アート、住宅関連のマッチングサービスの事業責任者をつとめる。2017年9月より、株式会社カヤックLivingの代表取締役を兼任。暮らし、住宅、移住をテーマとする事業を展開する。1歳、4歳の男子ふたりの子育て中。鎌倉在住。