意志ある人を起点に、地域の未来を考え、 “100のローカルビジネス”を創り出す プロジェクト。
くしくもCOVID-19の影響を受けて働き方や暮らし方の自由度は加速度的に高まり、地域で暮らしても都市部の仕事に取り組めたり、都市部から地域の仕事や活動に取り組む流れが生まれています。
互いの境界線が溶けはじめた今、多くの人が地域課題に挑戦する新しい当たり前を創るために、地方創生に特化した地域伴走型の事業プロデュース会社さとゆめと、異業種混合型の社会課題解決プロジェクトを推進する一般社団法人ALIVEが協働し、「地域課題を解消するビジネス創出」プロジェクト“100DIVE”をスタートし、今回第3期の参加メンバーを募集することとなりました。
10年前なら「田舎には仕事がない」とよく言われていましたが、今では「仕事はあるけど、人がいない」という状況があらゆる地域で起きています。まさに、「人」がボトルネックになっているのです。
そうした状況を踏まえ、①計画を立てて、②資金を集めて事業を立ち上げ、③最後に人材を集める、という“計画起点”だったこれまでの事業化のプロセスを見直し、これからは、①想いやビジョンを持った人材を発掘・育成し、②その人とともに、計画をつくり資金を集め、③その人とともに事業を立ち上げ・運営していくという、“人起点”へと転換することにしました。
そのサイクルを完成させるための新たな試みの一つが「100DIVE」です。
計画づくりで終わらず、地域で旗を振る人を増やしていく
「100DIVEのゴールは、地域と関わり続けるプロジェクトをあなた自身が創ることです。」
そう語るのは、株式会社さとゆめの代表 嶋田さん。
さとゆめは、JR東日本スタートアップ社と協働した「沿線まるごとホテル」をはじめ、道の駅やアンテナショップの立ち上げ、特産品の商品開発や観光地のリブランディングなど、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国約40エリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。
3カ月、推進チームとビジネスのパイロットプランを磨き上げる
「3カ月の期間で実際に地域のフィールドワークを重ね、地域の創りたい未来や課題、隠れた資源等とみなさんの想い、強みをかけ合わせた地域ビジネスのパイロットプランを策定してもらいます。」
❙ 3カ月のスタートアッププログラム流れ
約3カ月の期間で全5回のセッションを実施。
「チームビルディング⇒フィールドワーク⇒最終提案⇒振り返り」までを行います。
さとゆめが事業化に向けて伴走し、共にかたちにしていく
「3カ月の期間が終わり、地域と参加者がプランを実現したいという気持ちがあれば、さとゆめも事業化に向けて一緒に伴走します。移住や起業という選択肢はすぐに決められるものではありません。現業の立場や複業・プロボノ的にプロジェクトに緩やかに関わりながら、関係性を深めてもらえればと思っています。実際に第1期終了後も、20~30人のメンバーが事業立ち上げに奔走しています。」
❙ 3カ月のプログラム終了後
最終提案で各地域が採択したチームがアイデアを形にし、事業化に向けて自走できる状態を目指し、さとゆめがサポートを実施します。
❙ 実際に第1期に参加したメンバーの声
日々の生活から離れたところで年齢や経歴といった土台が異なる人たちと出会い、同じ目標を持って交流できる機会はなかなか無いので、100DIVEに参加したことは非常に刺激的で魅力的な時間でした。また、プログラムを通じて、表面上からは見えない大子町の魅力や課題にも気づくことができたので、今後は一層深く大子町と関わる時間を持ち、出会った仲間とともに地域のために力になれる人材になりたいと思っています。
参加者がはじめに心得るプログラムの中で「地域に対して自分たちがやりたいことを押し付けるのではなく、地域の人、地域に関わる人、地域全体がどうしていきたいのかを考える」という事を学び、実際にプラン構築の際「本当に地域がやりたいこと・ありたい姿」を意識して進めていきました。新たに出会った仲間とともに、信濃町の地域資源を最大限に活かして社会を少しでも良い方向に持っていくため、今後も信濃町やそこに関わる人たちと関係を深く濃くしていきたいです。
第3期は、新潟県妙高市・兵庫県北部エリア・滋賀県湖東エリアの3地域で実施
「第3期は下記の3地域で実施予定です。どの地域も挑戦する人を応援する土壌があり、事業化に向け強力なパートナーとなってくれる存在です。地域の方も、みなさんと協働して新たなビジネスを創ることに前向きです」
一人でなく、チームで創発を生み出していく3カ月に
「立場や肩書きを超えた対話の先に、創発が生まれると信じています。複雑で困難なテーマだからこそ、チームで向き合ってもらいたい」
100DIVEのもうひとりの仕掛け人、一般社団法人ALIVEの庄司さんにプロジェクトの特徴を教えてもらった。
一般財団法人ALIVEは、日本最大級の異業種混合型の社会課題解決プロジェクト。大企業の次世代リーダー60人がリアルな社会課題に本気で課題解決する3カ月のプロジェクトを提供しています。設立以来4年間の計11期で、32の社会課題をテーマに、のべ111社の大企業の511名の次世代リーダーが課題解決提案を実施し、本物のリーダーシップを育んでいます。
❙立場・肩書きを超えた対話で創発を生む
「プロジェクトには一人で取り組むのではなく、立場や肩書きを超えた多様な人とチームになって取り組んでもらいます。自分にない視点や強みを活かし合うことで、新たなビジネスの種が見えてくるはずです。」
❙地域で挑戦する人たちのコミュニティへ
「100の地域ビジネスを立ち上げていく中で、たくさんの仲間や地域と出会い、そこからまた新たなプロジェクトが生まれるエコシステムづくりをALIVE・さとゆめで協働して目指していきます。」
第3期プロジェクト参加者募集は、5/31まで
地域の課題や魅力をテーマに、新たなビジネスづくりを目指す100DIVEプロジェクト。「地域との接点をつくりたい」「自分で仕事を創りたい」「地域で一緒に頑張る仲間を探したい」など、関わり方はあなた次第です。無料説明会も実施していますので、エントリーに向けた疑問解消などにお役立てください。
▼▼説明会URL▼▼
❙ 100DIVEプロジェクト実施概要(5/31まで応募受付)
第3期期間:2022年8月〜10月(全5回のセッション+α)
公募人数:テーマごとに最大9名程度
※随時、選考を実施。定員に達し次第、受付終了。
参加費用:¥50,000(税込)
※現地までの移動にかかる交通費や宿泊費などは各自負担。
▼▼詳しくはコチラ▼▼
▼▼問い合わせ先▼▼
◆主催
100DIVEは、一般社団法人ALIVEと株式会社さとゆめのコラボレーションプロジェクトです。
一般社団法人ALIVE
一般財団法人ALIVEは、日本最大級の異業種混合型の社会課題解決プロジェクト。大企業の次世代リーダー60人がリアルな社会課題に本気で課題解決する3カ月のプロジェクトを提供しています。設立以来5年間の計14期で、42の社会課題をテーマに、のべ155社の大企業の735名の次世代リーダーが課題解決提案を実施し、本物のリーダーシップを育んでいます。
所在地:東京都豊島区南大塚3-36-7 南大塚T&Tビル6F
代表理事:庄司 弥寿彦
設立:2017年3月9日
事業内容: リーダーシップ育成プログラム
株式会社さとゆめ
さとゆめは、「Local Business Incubator 〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 40 エリアで、計画策定から事業の 立上げ・運営まで、地域に伴走しています。 “700 人の村がひとつのホテルに”をコンセプトとする「NIPPONIA 小菅 源 流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(⻑野県信濃町)、町単独の アンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
所在地: 東京都千代田区九段南4-7-16 市ヶ谷KTビルII 9階
代表者: 代表取締役 嶋田俊平
設立: 2012年4月17日
事業内容: 地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング