地域おこし協力隊で100年に1度のチャンスを楽しもう!
食のおいしさ、豊かな自然、歴史の宝庫、子育てのしやすさなど、多くの魅力が福井県にはあります。この福井県の魅力に惹かれ、都市圏から移住する方も増えており、少しずつ福井県への注目が集まっています。
令和5年4月末現在、福井県では40名の地域おこし協力隊が活躍しており、県では県採用の地域おこし協力隊「地域おこしマネージャー」を採用し、隊員の活動や退任後に向けたサポートを実施しています。
総務省が令和8年度までに地域おこし協力隊を10,000人とする目標を掲げる中、福井県内の隊員数は全国的に少なく、まだまだ活用の余地があると言えます。
一方で、福井県は来春、北陸新幹線開業という100年に1度の地域活性化のチャンスを迎えます。開業に向けて、福井県全体で盛り上げ魅力を発信しようと、様々な取り組みを進める予定です。そこで、地域おこし協力隊となって県とともにチャレンジしていただける仲間を募集しています!
令和5年4月末現在、福井県では40名の地域おこし協力隊が活躍しており、県では県採用の地域おこし協力隊「地域おこしマネージャー」を採用し、隊員の活動や退任後に向けたサポートを実施しています。
総務省が令和8年度までに地域おこし協力隊を10,000人とする目標を掲げる中、福井県内の隊員数は全国的に少なく、まだまだ活用の余地があると言えます。
一方で、福井県は来春、北陸新幹線開業という100年に1度の地域活性化のチャンスを迎えます。開業に向けて、福井県全体で盛り上げ魅力を発信しようと、様々な取り組みを進める予定です。そこで、地域おこし協力隊となって県とともにチャレンジしていただける仲間を募集しています!
人をつなぎ、人を応援!福井県が新たに6分野で募集する内容とは?
地域おこし協力隊は福井県内全域で様々な活動を行っていますが、今回の募集では以下のテーマに取り組む人材を求めています。
社会課題の解決
福井県内の企業や団体はSDGsや多文化の共生といった社会課題に取り組んでいますが、それぞれの企業や団体ごとの取り組みに限られる傾向にあり、県民への周知が十分になされていないのが現状です。社会課題の解決に取り組む組織やセクターを超えたマッチング、県民の意識向上につながる積極的な情報発信が求められています。
人を応援する
少子高齢化が進む中、福井県内の若い世代の流出を防ぐことが大きな課題になっています。そのためには、活躍したい若者を応援する取り組みが必要になります。また、すでに県内には地域おこし協力隊として活動する隊員がいらっしゃいますが、福井県を好きになって卒業後も定住してもらうために、隊員の悩みに寄り添うサポート体制の強化を目指しています。
文化芸術をサポート
福井県は幸福度ランキングで全国1位ですが、文化分野の評価は低迷しています。その底上げを図るには、県内で活動するアーティストへの支援が欠かせません。また、福井県は寺社仏閣の数が全国2位の多さですが、老朽化しているケースもあり、修理の様子などを発信して貴重な文化財をみんなで守っていく意識の醸成が求められています。
活動内容
団体や人をつないだり、応援することが主な活動内容です。拠点は福井県庁や関連団体になりますが、人に会うのがお仕事の中心になるので活動範囲は県内全域にわたることも。最初は大変かもしれませんが、その分、多種多様な人とのつながりを得ることができ、協力隊員ご自身のスキルアップや、起業や就職といった卒業後の進路にもきっと役立つはずです。
具体的な活動内容は以下の6分野です。
1.「SDGsコーディネーター」
SDGsコーディネーターを担当するみなさん
■概要
企業や団体のSDGs活動を応援するとともに、組織やセクターを超えた連携を促し、地域の課題解決や活性化につながる新たな取り組みやビジネスを生み出していく活動です。
■活動内容
・「ふくいSDGsパートナー」(SDGsの理念に基づく持続可能な地域づくりに取り組むことを宣言し、県に登録している企業・団体など)のSDGsの活動を応援
・「ふくいSDGsパートナー」の組織やセクターを超えてマッチングさせ、新たなビジネスや地域活性化の取り組みを支援 など
SDGsコーディネーター詳細はコチラ
2.「チャレンジ応援コーディネーター」
チャレンジ応援コーディネーターを担当する寺井さん
■概要
県内で活躍する若者または活躍したいと考えている若者のチャレンジを応援するとともに、若者同士、若者と企業、若者と年長者(経験者)などをマッチングすることで、福井県を若者から盛り上げていく活動です。
■活動内容
・県内で活躍する若者(概ね40歳まで)または活躍したいと考えている若者のチャレンジを応援し若者同士、若者と企業、若者と年長者(経験者)などをマッチング
・活動する若者自身や若者の活動情報などをSNSやアプリ「福井県若者情報発信局 FWI」で情報発信
・若者が興味を持ちそうなイベントやワークショップの企画・運営 など
チャレンジ応援コーディネーター詳細はコチラ
3.「地域おこしマネージャー」
地域おこしマネージャーを担当する(左から順に)嶋田さんと福島さん
■概要
県や市町などの行政機関、まちづくり団体、民間企業等と連携しながら、県内の隊員の活動サポートや、協力隊退任後の居場所づくり、県外に向けた地域おこし協力隊の募集の情報発信を行う活動です。(現在1名活動中)
■活動内容
・福井県内の地域おこし協力隊の活動支援、個別相談
・各種行政機関・団体・企業等とのマッチング、隊員向け研修の企画・運営
・隊員退任後のコミュニティづくり、企業とのマッチングや起業をサポート
・県外に向けた隊員の募集促進や移住定住に関する情報発信
など
地域おこしマネージャー詳細はコチラ
4.「アーティスト・サポーター」
アーティスト・サポーターを担当するみなさん
■概要
県内で芸術文化活動を行っている団体・個人の活動に寄り添い、日頃の活動で生じる課題の解決に向けた伴走支援を行うことで、本県の芸術文化のレベルアップを進めていただく活動です。
■活動内容
・福井県内で芸術文化活動を行う団体や個人の活動サポート
・アートプロジェクト支援事業助成金(事業団受託事業)に関する相談窓口業務
・芸術文化活動に関する調査・研究・発信
・事業団主催公演を除く事業団主催事業の共同運営
など
アーティスト・サポーター詳細はコチラ
https://smout.jp/plans/11817
5.「多文化共生プロモーター(外国籍を有する方を募集)」
多文化共生プロモーターを担当するみなさん
■概要
地域の国際化に向けた県民の意識向上や、県内で活動している多文化共生推進ネットワークの活性化、外国人コミュニティリーダーの支援等によって、多文化共生に取り組む個人・団体の連携促進や県内の機運を高める活動です。
■活動内容
・福井県に暮らす外国人住民の支援、相談対応や、外国人住民の自立化・組織化を支援する研修やイベントの企画・運営
・県民の意識向上のため、地域に向けた多文化共生に関するセミナーやワークショップ、イベントなどの企画・運営 など
※「多文化共生プロモーター」は外国籍を有する方を募集します。
多文化共生プロモーター詳細はコチラ
6.「文化財大修理を発信!」
文化財修理を担当する今出さん
■概要
国の重要文化財を有し、福井が誇る大寺院である「大安禅寺」と「西福寺」がお堂建立以来の大修理を迎えています。この 2 つの大修理を中心に福井の文化財を PR するとともに、文化財を次世代に守り伝えるための活動を行います。
■活動内容
・大安禅寺及び西福寺を中心とした文化財の修理の様子など最新情報の発信
・大安禅寺及び西福寺の修理見学会、観光イベントの企画・運営
・文化財修理に関する技術者向けの文化財修理研修会開催のサポート
など
文化財大修理を発信!詳細はコチラ
https://smout.jp/plans/11802
福井県は地域おこし協力隊へのサポート体制も充実!
県内の隊員が集まる研修会、交流会も実施しています。
■地域おこし協力隊のサポーターを配備
全国でも珍しい取り組みとして注目されているのが、県庁採用による「福井県地域おこしマネージャー」です。マネージャーは県内の協力隊を全面的にサポート。活動内容はもちろん、活動後の起業や人脈形成、専門的な研修など、協力隊の希望に合わせて様々なサポートを行います。
ほかにも県として様々な支援事業に取り組んでいます。
■隊員同士で助け合える環境づくり
まず、交流会や研修会の実施。協力隊の隊員同士の情報交換やつながりづくりの場として交流会を開催しており、今後は協力隊任期終了後の起業に向けたスキルアップ研修会も実施予定です。
交流会等でつながりを持った隊員同士の連携事業も進めています。複数の市町の隊員が連携した新たな地域おこし活動へのチャレンジを支援します。それぞれの隊員が持つ様々なスキルを生かしながら取り組むので、大きな可能性を秘めています。
■任期終了後も支援金制度などサポートが充実
さらに、地域おこし協力隊定着支援事業として、概ね3年間の任期終了後も引続き福井県内に定住し、地域活動を行う場合には最大で100万円の定着支援金を交付します。また、起業される場合には最大100万円の支援金を別途支給する制度もあります。この2つの支援金で最大200万円の支援を受けることができ、これは全国トップクラスの充実ぶりです。福井県では、活動中のチャレンジだけでなく、定住後のさらなるチャレンジも応援します!
そして、2021年2月には「福井県地域おこしネットワーク」が設立されました。元隊員を含む地域おこし協力隊員のネットワークで、福井県内で活動している協力隊をサポートしています。また、任期を終えた元隊員の活躍の場にもなりつつあります。
先輩協力隊の声
福井県地域おこしマネージャーとして活動する福島征二さん。
災害ボランティアで福井に滞在した際、人の温かさに触れ、良い印象を抱いていました。福井県が地域おこしマネージャーを募集しているのを知り、大阪を中心に地方創生を支援する会社を経営している自分が、何かお役に立てることがあるのではないかと思い応募し、採用につながったので移住しました。
カニはもっと安く食べられると思っていましたが(笑)、魚は新鮮で、そばの美味しさに驚きました。値段も手ごろなのがうれしいですね。お酒が好きなので、観光案内に載っていない穴場の酒場めぐりを楽しんでいます。協力隊や行政の方と食事をする機会も多く、福井の美味しいものを食べながら話しも弾むので、すぐに仲良くなれます。
移住先で友だちができるか不安もあると思いますが、私がおつなぎしますし、ぜひ自分からも働きかけてください。私は移住してから「福井の朝ごはん会」というイベントを不定期で始めました。毎回30名ほどの人たちが集まっています。自分でコミュニティをつくると移住先での生活がもっと楽しくなると思います。
6月に都市圏(東京、大阪、名古屋)で説明会を開催しました!
都市圏在住の方に向けて、6月には東京、大阪、名古屋の3ヶ所で説明会を開催いたしました。福井県の募集にご興味を持っていただいた方は、アーカイブ動画をご視聴ください。
開催した説明会のアーカイブ動画をこちらからご覧いただけます。
地域おこし協力隊募集説明会❶(募集説明・福井県紹介)
地域おこし協力隊募集説明会❷(先輩隊員の移住ヒストリートーク)
地域おこし協力隊募集説明会❸(質疑応答編)
募集要項・応募用紙など詳細は福井県のページから