インタビュー

Q.勝俣さんは大学時代にスマウトを使い始めたそうですね。何かきっかけがあったんですか?

農業大学に通っていたんですけど、当時は全然農業に関われていなくて。

「このまま卒業していいのかな」って、就活中に焦りを感じていたんです。
ずっとバイトばかりの日々だったので、学生生活で後悔したくないなと思って。

そんな時に、検索して見つけたのがスマウトで見つけた山口県宇部市の「チル旅」ツアーでした。

Q.数ある中から、なぜ宇部を選んだのでしょう?

1泊2日で参加しやすかったのと、交通費の補助があったのが大きかったです(笑)。

Q.実際に宇部に行ってみて、どんな活動をされたんですか?

当日はあいにくの雨でしたが、かまどで炊いたご飯を食べたり、農家さんのところでタケノコ掘りをしたり。

伝統料理の「ゆうれい寿司」もボリュームがあってすごく美味しかったです!

でも、一番の収穫は「人」との出会いでした。元地域おこし協力隊の方々や、一緒に参加したメンバーとは今も深く繋がっているんです。

ゆうれい寿司を調理中の勝俣さん

ゆうれい寿司を調理中の勝俣さん

Q.プロジェクトが終わってからも、その繋がりは続いているんですね。

はい! その方が東京に来たときは一緒に遊びます(笑)。

実は、当時の参加メンバー4人のうち2人はすでに宇部へ移住したんです。
2025年の11月には移住した2人に会いに宇部へ行き、その元協力隊員さんのキッチンカーで一緒にご飯を食べたりしました。

もう「観光」だけでは物足りなくなっちゃいましたね。

Q.それはすごい!「第二の故郷」を通り越して、もはや親戚のような関係ですね。

本当にそうですね。私にとって宇部は、大切な「ふるさと」のひとつになりました。

宇部以外では鹿児島の喜界島とのつながりもあります。

どちらの場所にも共通しているのは、そこに「大好きな人たち」がいること。
喜界島での収穫をお手伝いすることも、日々の仕事に向き合う大きな原動力になっています。

DIYワークショップに参加中の勝俣さん

DIYワークショップに参加中の勝俣さん

Q.地域と関わるようになって、勝俣さん自身に変化はありましたか?

都会で生活していると、満員電車や人混みに揉まれて、どうしても毎日がせかせかしてしまうんですよね。

ふとした瞬間に、「今の私、笑顔の割合が10%くらいしかないかも……」と、顔が強張っている自分に気づくんです。

でも、地域に足を運ぶと、不思議とすーっと「素の自分」に戻れて、笑顔が100%になる。

地域で「狭く深く」人と繋がれる幸せを知ってしまった今では、もう地域との関わりがない人生は考えられません!

Q.これからの勝俣さんの展望を教えてください。

来年の夏ごろには、移住しようと計画しています!

お世話になって良くしていただいた方々に恩返しがしたいですし、地域のお仕事にも挑戦してみたいんです。

今は喜界島を念頭に検討していますが、「もし島での暮らしが合わなかったら私には山口がある!」と思っています(笑)。

そんなふうに「帰れる場所」が複数あることも、地域と深く繋がっている強み。

思い切って一歩踏み出せるのは、温かく迎えてくれる人たちが各地にいてくれるおかげですね。

Q.最後に、地域に興味はあるけれど一歩踏み出せない人へメッセージをお願いします。

スマウトを見ている時点で、もう地域への興味は十分にあるはず。行かずに後悔するよりは、恐れずに行動してみてほしいです。

地域は人が少ないからこそ、一人ひとりと深く向き合えます。
そこには、都会の喧騒では決して見つからない、温かくて居心地の良い自分の居場所がきっと待っていますよ。

ありがとうございました!

編集メモ

今回のインタビューを通じて印象的だったのは、勝俣さんの地域との関わり方が「移住」というかたちに縛られていないことでした。

生活の拠点は変えず、自分を温かく迎えてくれる地域と観光以上・移住未満で緩やかにつながることは、非常に軽やかで豊かな選択肢のひとつとなり得るのだと思います。

地域はふだんの生活に少し疲れたり、迷ったときにいつでも立ち返れる、いわば「お守り」のような存在。もしものときには別の道もあるからこそ、わたしたちはもっと自由に、自分の人生を歩んでいけるのかもしれません。

パートナーと一緒に笑顔100%の勝俣さん

パートナーと一緒に笑顔100%の勝俣さん

 

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