移住スカウトサービス「SMOUT」では、インターネット上で各地域に関心を寄せたり、関わったりしている人を『ネット関係人口』と定義して、ネット上で関わる人たちを独自のアルゴリズムで計算し、「SMOUTネット関係人口スコア」と名づけ、地域ごとに算出しています。
今回は、2019年4月1日(月)時点での「SMOUTネット関係人口スコアランキング」をお送りします!
※ ネット関係人口の算出に関わる指標はこちら >>
第1位 北海道下川町(ネット関係人口スコア:73.0)
森林面積がまちの90%という下川町。冬はマイナス30度にもなる地域ですが、北海道で初の木質バイオマスボイラーを導入。人口3,382人ながら(2016年9月1日現在)、まちにはスナックが11店舗もあるのだとか。「下川町に住む人は、なんだか、みんな楽しそう。」というキャッチフレーズの移住交流サポートWebサイト「タノシモ」では、下川のお母さんが、自分らしく暮らせる秘密を綴るショートストーリーなども。
そんな下川町がスカウトしているプロジェクトは「北海道下川町ってどんな町?気になったら『バイオマス視察ツアー』へ!」、「地域に関わるチャンス到来!下川町のゲストハウス『andgram』が今熱い!!」など。2018年度 SMOUTアワードでグランプリを受賞した下川町は、まちを体験できるツアーが盛りだくさんです。
第2位 宮崎県椎葉村(ネット関係人口スコア:71.3)
椎葉村(しいばむら)は、宮崎県の北西部の山間部にある世界農業遺産の村で、平家伝説をはじめ、神楽や焼畑農業といった文化があります。古くから、農作業をお互いで助け合う「かてーり」という相互扶助の精神があり、こうした絆が田畑や森林、文化を守っていく礎となっています。ひとたび椎葉村の農家民泊に泊まれば、畜産、そば打ち、お茶の釜炒り、樹齢800年の大久保のヒノキ、十根川神楽など、椎葉の豊かさと人々の優しさに触れることができるのだとか。
そんな椎葉村がスカウトしているプロジェクトは、「ローカルメディアの可能性を秘境の地で探る「繋ぐローカルエディター」募集!」、「このフロンティア感には自信アリ!ワクワクするプランが見たい!企画&実践者募集!」。自然の美しさ、人の営みに日本の原風景が感じられる村です。
第3位 神奈川県鎌倉市(ネット関係人口スコア:70.4)
駅から20分も歩けば海。10分歩けば山。都心からのアクセスも約1時間で、自然と賑わいが絶妙なバランスで均衡しているまち、鎌倉。お寺だけでなく話題のカフェやレストランなども多く、小さなまちに自然も文化も集まっています。
そんな鎌倉がスカウトしているプロジェクトは、「鎌倉を一緒に盛り上げてくれる起業家、経営者の皆さん、移住しませんか」、「面白法人カヤック鎌倉オフィスで、お試し暮らしをしつつ、半年間働いてくれる方を募集」など。鎌倉に住むだけではなく、鎌倉で働くことを叶えてくれる募集を、お見逃しなく!
第4位 沖縄県久米島町(ネット関係人口スコア:68.9)
かつて琉球王朝時代に、数ある琉球の島々の中でも最も美しいことから「球美の島」と呼ばれていた久米島。沖縄本島から西に100kmに位置する離島で、車で一時間もあれば一周できる小さな島には、東洋一美しいとも言われる無人島「はての浜」も。移住・定住推進のため「島ぐらしコンシェルジュ」を設置し、島で唯一の県立久米島高校では「高校魅力化プロジェクト」が進められ、離島留学生が島生活を送っています。
そんな久米島がスカウトしているプロジェクトは、「”あなたの感性 × 久米島” 久米島のローカル情報を発信できる方を募集します!」。当たり前だと思っていた島の日常や文化、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが、唯一無二の宝物だったと気付く、そんな島づくりを担う人を募集していますよ!
第5位 長野県白馬村(ネット関係人口スコア:68.5)
長野県白馬村は、3,000m級の北アルプスの麓に位置する人口約9,000人の村。1998年には長野オリンピック・パラリンピックの会場として注目を浴び、パウダースノーを目当てに多くの外国人が訪れる国際観光地として聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな長野県白馬村でスカウトしているプロジェクトは、「信州北アルプス山麓‖求む!ほっといても勝手にやってくれる人!【家もコネも仕組みも。あるものは全部シェアするよ!】」、「英語スキル歓迎!白馬村の魅力を一緒につくり、国内外に発信してくれる仲間を募集」など。温泉、登山、自転車、スキー、スノーボードなど、一年を通してアクティビティが豊富な白馬村で暮してみませんか?
ちなみに、第6位は千葉県館山市(ネット関係人口スコア:66.5)、第7位は岐阜県美濃加茂市(ネット関係人口スコア:66.0)。どんなスカウトがあるか、ぜひのぞいてみてくださいね。